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不動産売却におすすめの不動産会社とは?選び方や注意点も解説

最終更新日:2023.08.09

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不動産売却におすすめの不動産会社とは?選び方や注意点も解説

不動産売却が成功するかは、不動産会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。

しかし、たくさんの不動産会社があることから「どこを選べばいいかわからない」「何を参考に決めればよいかわからない」とお困りの方もいるでしょう。

この記事では、不動産売却を検討されている方に向けて

  • 不動産売却でおすすめの不動産会社ランキング
  • 不動産会社を選ぶ際のポイント
  • 不動産売却で失敗しないための注意点

を解説します。

本記事を最後までお読みいただくことで、安心して売却を任せられる会社が見つかるでしょう。

「不動産を売りたい」と悩んでいる方へ
  • 「何から始めたらいいか分からない方」は、まず不動産会社に相談を
  • 「不動産一括査定」で複数社に査定依頼し、”最高価格”を見つけましょう
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1.不動産売却の成功は不動産会社選びで決まる!

不動産売却の成功は不動産会社選びで決まる! イメージ

不動産売却が成功するかどうかは、不動産会社選びで決まります。不動産会社には以下のような違いがあります。

  • スキルや担当者の質に差がある
  • 得意分野が異なる

それぞれの違いが不動産売却にどう影響するのかも含めて解説します。

1-1.スキルや担当者の質に差がある

一口に不動産会社といっても、各社ごとにスキルや担当者の質に差があります。

例えば、質問に対して的確な返答を返してくれない、適切な販促活動や買い手への対応をしてくれないなどです。

担当者がスキル不足だと、物件を上手くアピールできず買い手がつかなかったり、交渉がまとまらず成約を逃してしまったりする可能性があります。

失敗を避けるためにも、不動産会社のスキルや担当者の質は慎重に見極めなければなりません。

1-2.得意分野が異なる

不動産会社は、それぞれ得意分野が異なることを覚えておきましょう。

例えばマンションの売却実績が豊富でも、戸建ての売却に強いとは限りません。物件種別によって買い手のニーズや需要は大きく違うので、得意分野が異なる会社に依頼すると失敗する可能性があります。

得意分野は物件種別だけでなく、エリアなども同様です。地域性などの特色を理解していなければ買い手探しに苦労するでしょう。

少しでも売却成功の可能性を高くするために、「IELICO(イエリコ)」などの一括査定サイトを活用して、物件の特徴と得意分野がマッチする会社を見つけましょう。

2.【2023年】おすすめの不動産会社ランキング

【2023年】おすすめの不動産会社ランキングイメージ

不動産会社選びで悩んでいる方に向けて、不動産会社選びの指標のひとつとなるのが「取扱高」です。

多くの不動産を取り扱っている実績は、それだけ多数の顧客から指示されているという裏付けといえるでしょう。

最新の取扱高のランキング1位~5位は、以下のとおりです。

■取扱高上位不動産会社 2022年度

1位:三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)
2位:東急リバブル
3位:住友不動産販売
4位:野村不動産グループ(野村の仲介+)
5位:三井住友トラスト不動産

参考:公益財団法人不動産流通推進センター「2023 不動産業統計集」

それぞれ不動産会社の特徴や取引高などの基本データも紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。

1位.三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)

三井不動産リアルティグループは、全国に19ヶ所にある拠点と291店舗を展開する不動産会社です。

地域密着型の拠点展開が、きめ細かなサービスを可能にしています。個人向けの不動産売買では、豊富な知識や経験をいかして、一人一人のニーズに合わせてサポートをしています。

取扱高:1兆8,926億円
店舗数:291店舗
特徴:累積取扱件数100万件以上の実績、地域密着型のきめ細かなサービス

2位.東急リバブル

東急リバブルは不動産仲介を主軸に、「不動産販売業」「賃貸仲介業」などを展開する不動産会社です。「分析」+「価値向上のためのサービス」をベースに、成功する不動産売買を提供しています。

また、一定期間買い手が見つからなかった場合は、東急リバブルが物件を買い取る「売却保証」や、雨漏りやシロアリなどの被害があった場合の建物保証などを受けられる「リバブルあんしん仲介保証」など、売り手も買い手も安心して売買できるサービスが充実しています。

取扱高:1兆5,779億
店舗数:199店舗
特徴:引き渡し後に雨漏りなどが発生した場合の補修費用を保証(リバブル安心仲介保証)

3位.住友不動産販売

住友不動産販売はマンションや一戸建て、土地などさまざまな種別の不動産に対応しています。

全国で256店舗の直営店舗を展開し、それぞれの地域に精通した担当者が地域密着型のサービスを提供しています。

その他、建物保証や不具合調査、ハウスクリーニングなど幅広いサポートを行っています。

取扱高:1兆4,533億円
店舗数:256店舗
特徴:24時間対応のフリーコールサービス、建物保証や設備修理などの取引後の保証サービスが充実している

4位. 野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)

野村の仲介+は、野村不動産ソリューションズが個人を対象に提供する不動産仲介事業です。

地域に力を入れた質の高いサービスを提供しており、個々に最適なソリューションを提供しています。

主な提供サービスとして、不動産の売却にあたり、物件それぞれの信頼性向上を目的としたサービス「あんしんPLUS」と、付加価値の向上のためのサービス「すてきPLUS」があります。

取扱高:9,648憶
店舗数:94店舗
特徴:野村不動産グループの総合力を活かし販売戦略の提供

5位.三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループの幅広い情報ネットワークコンサルティング力を生かした、安全で確実な不動産売買を提供する不動産会社です。

きめ細かな対応力と確かな解決力で、年間8,000件超の取引を行っています。また、三井住友信託銀行の総合力を生かし、仲介だけでなく住宅ローンや相続などの相談にも対応しています。

取扱高:5,503憶
店舗数:71店舗
特徴:三井住友信託銀行グループ運営なので、住宅ローンや相続などの相談も可能

3.不動産会社を選ぶ際のポイント

不動産会社を選ぶ際のポイントイメージ

不動産売却が初めての場合、「どのように不動産会社を選べば良いかわからない」という人がほとんどでしょう。

不動産会社を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 査定額の根拠が明確か
  • 不動産の売却実績が豊富か
  • 担当者が経験豊富で熱心に対応してくれるか
  • 囲い込みされる可能性がないか

それぞれ詳しく解説していきます。

3-1.査定額の根拠が明確か

査定結果を受け取る際、必ず査定額の根拠を確認するようにしましょう。

不動産会社によって査定基準が異なるので、査定額の根拠を明確にしなければ「正しい査定が行われているか」が判断できないためです。

相場より高すぎても安すぎても注意が必要です。高すぎる場合は売却の仲介をする契約を取りたいために高く設定しているケースが考えられます。最初は高く売り出しても、買い手が見つからなければ値下げしなければなりません。

反対に安すぎると、売却できても手元に利益が残らない、あるいは損をしてしまうリスクは高くなります。少しでも損失リスクを避けるために、査定額の根拠が明確になるよう不動産会社に確認してください。

3-2.不動産の売却実績が豊富か

不動産会社を選ぶなら、豊富な売却実績がある会社を選んでください。特に売りたい物件と同じ種別の売却実績が豊富かは重要です。

例えばマンションの売却をしたい場合、戸建ての売却が得意な不動産会社を選ぶと思うように売却が進まない可能性がありますし、その逆も同様です。

また、マンションの売却経験がないと、価格設定に失敗して買い手がつかず、売却活動がスムーズに進まなくなる可能性も考えられます。不動産は物件種別によって売り方や買主のニーズも異なるので、売りたい不動産の物件種別の売却実績が豊富な会社を選ぶことが大切です。

3-3.担当者が経験豊富で熱心に対応してくれるか

担当者が経験豊富で対応が熱心なことも重要なポイントです。

経験が豊富であれば、それまでの売却経験から適正な売り出し価格を設定できます。
営業活動でも優れていると考えられるので、高い価格での売却が期待できます。

また、売却活動において疑問や不安が発生した際、担当者が熱心に対応してくれる人であれば積極的にコミュニケーションがとれるので、売却活動もスムーズに進みやすいです。

3-4.囲い込みされる可能性がないか

売却を依頼するにあたり、囲い込みをしない不動産会社かを見極めなければなりません。

囲い込みとは、1社で売り手と買い手のどちらも契約をする、両手仲介を狙う行為をいいます。

囲い込みされてしまうと、他社から購入の話が来ても自社で売る為に断ってしまいます。しかし、自社ですぐに売れるとは限らないので、いつまでも売れない状況が続き結果的に値下げをせざるを得なくなる可能性があります。

囲い込みをされないためには、囲い込みをしないかどうかを不動産会社と媒介契約を結ぶ前に確認する必要があります。

聞きにくいかもしれませんが、不動産会社は売主に対して報告することが義務付けられています。万が一、囲い込みの可能性があると感じた場合は、媒介契約の種類を変更するか、不動産会社との契約自体を見直しましょう。

4.不動産売却で失敗しないための注意点

不動産売却で失敗しないための注意点 イメージ

不動産売却を失敗しないためには、以下の3点に注意してください。

  • 査定を依頼する前に自分でも相場を調べる
  • 3つの媒介契約について理解しておく
  • 不動産査定は複数社受けて比較する

ひとつずつ詳しく解説します。

4-1.査定を依頼する前に自分でも相場を調べる

査定を依頼する前に、自分で相場を調べましょう。

不動産会社に査定を依頼する前に相場を知っていれば、相場よりも低い売り出し価格を設定するなどの失敗を避けられます。

また、現在の相場は上昇傾向にあるのか、下降傾向なのかも知れるので、売却するタイミングの見極めにも役立ちます。

相場を調べるには、次の2つの方法があります。

「レインズ・マーケット・インフォメーション」は、売却する物件と同じような条件の物件の取引事例を調べられるサイトです。「土地総合情報システム」は国土交通省が運営するサイトで、不動産の取引価格や地価公示などを確認できます。

査定額の妥当性が見極められれば、売り出し価格の設定で失敗することはありません。また、安心して任せられる不動産会社を選ぶことにもつながります。

4-2.3つの媒介契約について理解しておく

媒介契約には次の3つの種類があります。それぞれの契約ごとにメリット・デメリットがあるので理解しておきましょう。

一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数の不動産会社との契約 × ×
自分で見つけた買主との取引 ×
契約の有効期間 指定なし (基準は3ヶ月以内) 3ヶ月以内 3ヶ月以内
レインズへの登録義務 なし あり(契約から7日以内) あり(契約から5日以内)

一般媒介契約は複数の不動産会社と契約でき集客力が高いというメリットがありますが、不動産会社にとっては必ず自分の会社で売れるとは限らないので、真剣に売却活動をしてもらえない可能性が高いというデメリットがあります。

専任媒介契約と専属専任媒介契約は、ひとつの不動産会社のみ契約が可能です。売却できると不動産会社には仲介手数料が入るので、売却に向けて真剣に買い手を探してもらえることが期待できるでしょう。

専任媒介契約と専属専任媒介契約の大きな違いは、自分で買い手を見つけられるかどうかにあります。専任媒介契約の場合、自分で買い手を見つけた場合には、不動産会社を通さずに直接売却ができるため仲介手数料がかからない点がメリットです。

売り手にもっともメリットが大きくなりやすいのは、専任媒介契約といえるでしょう。ひとつの不動産会社としか契約ができませんが、売却に向けて真剣に販売活動をしてもらえるため、中古物件の場合はそのメリットを実感しやすいでしょう。

4-3.不動産査定は複数社受けて比較する

不動産査定は1社だけに依頼するのではなく、複数の会社に依頼し査定額や対応を比較して選びましょう。

大手や地域密着型などさまざまなタイプの不動産会社があるので、その中から自分に合った不動産会社を見つけるためには一社だけでは決められません。複数社に査定を依頼し、比較した上で決めてください。

複数社への査定依頼は、一括査定サイト「IELICO(イエリコ)」がおすすめです。

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IELICO(イエリコ)」は、全国にある不動産会社の評判や口コミを見て複数社に査定依頼できる一括査定サイトです。

査定を依頼する会社は厳選された優良企業2,100社の中からお客様の条件にあった会社を「IELICO(イエリコ)」がピックアップし、その中から最大6社まで選択することができます。

その他、12,500件以上の口コミから、自分に合う不動産会社を見つけることが可能です。査定を依頼する会社を探すなら、「IELICO(イエリコ)」をぜひご活用ください。

この記事のポイント

2023年におすすめの不動産ランキングは?

おすすめ不動産ランキングは、次の通りです。

  • 1位.三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)
  • 2位.東急リバブル
  • 3位.住友不動産販売
  • 4位.野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)
  • 5位.三井住友トラスト不動産

詳しくは「2.【2023年】おすすめの不動産会社ランキング」をご確認ください。

不動産会社を選ぶポイントは?

不動産売却をする際の不動産会社選びのポイントは以下の通りです。

  • 査定額の根拠が明確か
  • 不動産の売却実績が豊富か
  • 担当者が経験豊富で熱心に対応してくれるか
  • 囲い込みされる可能性がないか

詳しくは「3.不動産会社を選ぶ際のポイント」をご確認ください。

不動産売却の注意点は?

不動産売却の際には、以下の3点に注意が必要です。

  • 査定を依頼する前に自分でも相場を調べる
  • 3つの媒介契約について理解しておく
  • 不動産査定は複数社受けて比較する

詳しくは、「4.不動産売却で失敗しないための注意点」をご確認ください。

この記事の編集者

IELICO編集部

家を利口に売るための情報サイト「IELICO(イエリコ)」編集部です。家を賢く売りたい方に向けて、不動産売却の流れ、税金・費用などの情報をわかりやすくお伝えします。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。

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