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マンション売却の平均期間は? 売却までの流れを把握しよう

最終更新日:2023.07.20

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マンション売却の平均期間は? 売却までの流れを把握しよう

マンションを売却するまでにかかる期間は、平均で4ヶ月程度となっています。スムーズな売却につなげるには、売却希望時期をきちんと決めたうえで、売却に至るまでの流れを押さえておきましょう。

また、各ステップで行わなければならない手続きを把握しておくことで、納得できる形で売却活動を進められるはずです。この記事では、マンションの売却期間や売却活動、手続きの流れについて詳しく紹介します。

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1.マンションの売却期間の平均は4ヶ月

1.マンションの売却期間の平均は4ヶ月

マンション売却にかかる平均的な期間は、約4ヶ月とされています。「4カ月」という数字には、前提に調査データや売却までの流れにかかるそれぞれの期間があります。この章では「4ヶ月」の根拠となる調査データと、売却手続きの流れを紹介します。

  • データから見るマンション売却までの期間
  • マンション売却までの流れ

1-1.データから見るマンション売却までの期間

マンションの売却にかかる期間について、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が、2021年(令和3年)4月21日付でまとめた「首都圏不動産流通市場の動向」(2020年度)の調査データによると、中古マンションにおける「レインズの物件登録から成約に至るまでの平均日数」は「87.0日」とされています。

不動産を売却する際には、売り出しをスタートしてから一定期間内にレインズへ登録するケースがほとんどであるため、この数字は売却にかかった日数を把握するうえで有効なデータと言えるでしょう。つまり、多くのケースでは、売り出し開始から約3ヶ月程度で売却が完了しているということです。

実際には、売却に必要な書類を集めたり、諸費用を調べたりといった事前準備、成約後の引き渡し期間がプラスされるため、売却手続き全体としては「4カ月程度」が目安期間となります。ただし、売りたい物件の特徴や状態、売り出すタイミングなどによっては、更に必要な期間が延びることもあります。

売却手続きをスタートしてから、引き渡しまでに6カ月近くかかるケースも少なくありませんので、できるだけゆとりのあるスケジュールを組むことが大切です。

1-2.マンション売却までの流れ

マンションを売却に必要な期間について、ここでは主な手続きの流れと共により詳しく見ていきましょう。

マンション売却の手順は、以下の表のように大きく「売り出し前」「売却活動」「売り出し後」の3つに分けることができます。

タイミング 主な手続き 目安となる期間
売り出し前 情報収集・事前準備 2~3週間程度
査定依頼(一括査定サービスの活用)
媒介契約の締結
売却活動中 広告・販売 3~4ヶ月程度
内見対応
買受申し込み
契約条件・日程の調整
売り出し後 売買契約の締結 1ヶ月程度
残金決済・引き渡し
確定申告 申告時期に合わせる

表の期間から見ても、マンション売却に4〜6ヶ月は期間が必要であることが理解いただけるでしょう。
売却活動の期間だけに注目しがちですが、その前後の手続き等にかかる時間があることも頭に入れておきましょう。

売り出し前の手続きは、不動産会社選びがうまくいかなかったり、査定依頼に手間取ったりしますと、1ヶ月以上の時間がかかることもあります。しかし、スムーズに進めば2〜3週間程度で済むことが多いです。

また、売り出し後の手続きについても、特に目立ったトラブルがなければ、1ヶ月程度で完了するケースが多いです。引き渡しに必要な手続きや書類などの漏れがないように、不動産会社とも細かく確認し合いながら進めましょう。

3つの売却手続きのうち、もっともスケジュールに影響を与えやすいのが売却活動です。買い手が見つからなければ売買契約へと進むことができないため、売却期間を短縮するためには、適切な売却活動を行う必要があります。

ここからは、マンションの売却活動の期間を左右する要素について詳しく見ていきましょう。

マンション売却の流れや手順についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

マンション売却の流れを詳しく解説!8つのステップで紹介

2.マンションの売却期間に影響する要素

2.マンションの売却期間に影響する要素

マンションの売却期間はさまざまな要因に影響を受けますが、その中でも特に重要となるのは以下の3点です。

マンションの売却期間に影響する3つの要素

  • マンション自体の問題
  • 契約した不動産会社
  • 売り出し価格の設定

ここでは、売却期間を左右する3つの要素について詳しく解説します。

2-1.マンション自体の問題

まず重要となるのは、売りたいマンションそのものの条件や状態に関する要素です。中古マンションの売買市場においては、特に「立地」、「築年数」、「専有面積」の3点が重要視される傾向にあります。

なお、3点の他に、マンションの問題として購入を検討する方への見せ方、すなわち内覧を行った際の印象が売却期間に影響を及ぼすこともあります。

2-1-1.立地

中古マンション購入において立地が重要視されるのは、「リフォームやリノベーションで変えることができない」条件であるためです。内装や設備は、費用をかければ購入後に入れ替えることが可能ですので、中古マンションの購入者には初めから改修を前提とされる方も少なからずいます。

しかし、立地については当然ながら購入後に変更できませんので、内装や状態以上に強くこだわるケースも多いのです。

2-1-2.築年数

一般的に、住宅は建てられてからの期間が経過すればするほど価値が低下していく性質を持っているため、築年数は売却価格に直結する条件の1つとされています。しかし、築年数は価格だけでなく、売却できる期間にも大きな影響を与えるのです。

中古マンションの購入希望者は、インターネットを通じて物件検索をする際に、築年数でフィルターをかけるケースも多いです。そのため、同じエリアや広さのマンション同士でも、築年数が少し経過しているだけで買い手の候補が極端に変動してしまうことも少なくありません。

築年数の経ったマンションを高く売りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

マンション売却額は築年数で変わる?築古物件を高く売るコツ

2-1-3.専有面積

マンションの取引価格だけを考えれば、専有面積が広ければ広いほど、有利な条件で売却できるのが一般的です。広さ以外の条件が等しい物件同士であれば、当然ながら専有面積の広いほうが高い価格で売れる可能性は高くなります。

しかし、売却期間については、広ければ広いほど有利というわけではありません。メインのニーズに対して極端に広い、あるいは極端に狭いといった場合には、通常よりも売却に時間がかかってしまうのです。

また、マンションの所在エリアによっても、広さに関する需要は異なるケースがあります。例えば、利便性が高い反面、治安などに恵まれないエリアであれば、ファミリーよりも単身世帯の需要が多いと想定できます。

こうしたエリアでは、ファミリー向けの広い物件よりも、単身向けのコンパクトな物件のほうが早く買い手を見つけることが可能です。

2-2.契約した不動産会社

中古マンションの売却が成功するかどうかは、媒介契約を結ぶ不動産会社の力量によっても左右されてしまう面があります。

なぜなら、売却活動中に行われる手続きのうち、広告・宣伝や買い主の募集といった重要なステップは、基本的に不動産会社に任せることとなるためです。

適切な広告を打てるかどうか、ニーズに合わせた売却プランを立てられるかどうかによって、売却にかかる期間に大きな差が生まれるケースも少なくありません。売却実績が豊富かどうか、地域ならではのニーズや事情に詳しいかどうか、不動産会社を見極める必要があります。

また、担当者によっても売却の成功が左右されてしまいますので、会社だけでなくスタッフの力量や売り主自身との相性も丁寧に見極めましょう。

2-3.売り出し価格の設定

マンション自体の条件に問題がなく、不動産会社選びにもきちんと力を入れたにも関わらずなかなか買い手が見つからない場合は、売り出し価格の設定に失敗している可能性があります

どれだけ他の条件がそろっていても、相場と比べて高い売り出し価格を設定すると、そもそも買い手の目に留まらない確率が高くなってしまうのです。

売り出し価格が適正であれば、前述した通り大方3〜4ヶ月を目安に売却となるものです。どうしても早めに売却したいのであれば、相場より少し落とした価格で販売することも考える必要があります。

売り出し価格については、条件が類似した物件の取引価格を調べるとともに、不動産会社から提示された査定額も参考にしながら慎重に検討しましょう。

3.早く売れるマンションの特徴

マンションの平均的な売却期間は4ヶ月程度とされていますが、中には1ヶ月程度で売れるケースもあります。

早く売れるマンションには、いくつかの共通する特徴がありますので、ここでポイントを理解しておきましょう。

  • マンションに好条件がそろっている
  • 適正価格で売り出している

3-1.マンションに好条件がそろっている

売りたいマンションの条件が恵まれており、市場のニーズに適合している部分が多ければ多いほど、売却できる期間は短くなるのが一般的です。

例えば、好条件とされるポイントには以下のような項目があげられます。

好条件なマンションの特徴

  • 駅近、好立地(最寄り駅から徒歩5~10分以内)
  • 築浅物件(築5年以内)
  • 専有面積40~70平米

住宅街に建てられることが多い一戸建てと比べて、マンションは駅近などの発展しているエリアに建てられる場合も多いです。そのため、駅からの徒歩所要時間はとても重要なポイントとなります。特に都心部では、駅から徒歩5分以内の物件も多く見られ、徒歩10分以内やそれ以上の物件と比べて早く買い手が見つかる傾向にあります。

また、築年数については、5年以内が1つの目安です。明確な定義があるわけではありませんが、一般的には築5年以内の物件が築浅と呼ばれ、中古市場の中でも人気が集まりやすい特徴があるのです。

広さについては、専有面積40~70平米が需要を集めやすいとされており、それ以上の広さを持つ物件と比較しても早く売れる傾向があります。

3-2.適正価格で売り出している

不動産には定価こそありませんが、類似した条件を持つ物件の取引状況などによって、おおまかな相場があるのは確かです。早く売れるマンションのうち、ほとんどのケースでは、相場から逸脱しない範囲で適切な売り出し価格の設定が行われています。

また、同じマンション内で同時期に売却している部屋がないかチェックしてみましょう。周辺に競合となる物件がありますと、売り出し価格の比較がされやすく、売却までの期間が長引く場合があります。

4.売れるまでに時間のかかるマンションの特徴

続いて、売却に時間がかかってしまうマンションの特徴も見ていきましょう。もし該当する特徴があれば、早く売却するためには売り出し価格の設定を見直す必要があります。

売れるまでに時間がかかってしまうケースは、主に以下の4つのパターンがあります。

売れるまでに時間がかかる4つの理由

  • 最寄り駅が徒歩15分以上かかる
  • 1階の部屋を売りに出している
  • 見た目の印象が良くない
  • 適正価格から大きく外れている

4-1.最寄り駅が徒歩15分以上かかる

売却するまでに時間がかかるマンションは、交通アクセスが悪いといった特徴が挙げられます。最寄り駅まで徒歩で15分以上かかってしまう立地の場合、移動時間をできるだけ減らしたいという方には敬遠されることもあるでしょう。

特に都心部などの公共交通機関が発達したエリアでは、自家用車を持たない方も多いので、最寄り駅から遠いのは売却において不利に働いてしまいます。通勤や通学のことを考えてマンションを購入しようと考えている方には、不便な物件だと思われる部分があるでしょう。

4-2.1階の部屋を売りに出している

1階の部屋の場合、日当たりや眺望、防犯性といった面から売りづらくなる場合があります。下の階の物件であれば、高台に位置していなければ良い眺望を求めるのは難しく、日当たりの面でも高層階と比べて良くない場合もあるでしょう。

また、1階は外部から侵入されやすい場所でもあるため、防犯面から避けられてしまいがちな部分があります。管理人が常駐していたり、オートロック機能が備わっていたりするならば、そうした部分をアピールすることで防犯性に問題がないことを伝えていきましょう。

4-3.見た目の印象が良くない

建物の築年数が多ければ、その分だけ劣化が進んでしまうので見た目の印象が悪くなり、思うように売れない状況を招く場合があります。

築年数が多くても管理が行き届いていればマイナスの印象を与えないでしょうが、なかなか買い主が見つからないときは客観的にどのような印象を与えているかを整理してみましょう。また、建物の外観だけでなく、室内の状態も重要です。中古マンションの売買では、原則として売買契約前に内覧が行われますので、こうした物件は内覧希望まではたどり着けても、成約へ結び付けるのが難しくなってしまうといえるでしょう。

4-4.適正価格から大きく外れている

早く売れる特徴とは真逆になりますが、適正価格から大きく外れている場合は、どれだけその他の条件に恵まれていても買い手を見つけるのが難しくなります。

また、同じエリアで同じくらいの築年数のマンションがより安い価格で売りに出されていますと、買い手からすれば競合によって見劣りしてしまいます。

特に、同じマンション内で売りに出している物件があり、そちらのほうが階数や間取りなどの条件に優れている場合は、売り出すときに価格を少し下げるなどの工夫も必要です。

5.できるだけ早くマンションを売却するためのコツ

5.できるだけ早くマンションを売却するためのコツ

売りたいマンションがあまり好条件に恵まれていない場合であっても、適切な売却プランを立てることができれば、スケジュール通りに売却するのも決して不可能ではありません。

ここでは、スムーズに売却を進めるためのコツを5つに分けて解説します。買い主が見つかるように、自分でもできることには取り組んでいくことが大切です。

マンションを早く売却する5つのコツ

  • マンションの売却実績が豊富な会社を選ぶ
  • 不動産の一括査定サービスを活用する
  • 適正な売り出し価格に設定する
  • 住宅の需要が高まる時期やタイミングを狙って売り出す
  • 内覧時の印象を良くする

5-1.マンションの売却実績が豊富な会社を選ぶ

マンションの売買を成功させるうえでは、信頼できる不動産会社選びがとても重要となります。

そして、不動産会社を見極める際に重視すべきなのが、「売りたい物件に適した販売実績が十分かどうか」というポイントです。

一口に不動産会社と言っても、それぞれに得意とする案件や分野は異なります。例えば、郊外の一戸建ての取り扱いを得意としている会社に都心部のマンション売買を任せても、売却がうまくいかないケースがほとんどです。

なぜなら、マンション売却には管理規約の取り扱いや修繕履歴の確認など、一戸建ての売却とは異なるノウハウが必要となるためです。そのため、まずはマンションの売却実績が豊富な会社を選ぶのが基本となります。

また、販売する地域やターゲット層によっても適した売却プランは異なるため、売りたいマンションが所在するエリアのニーズにも明るい不動産会社を選ぶのもコツです。そうした不動産会社を選ぶことができれば、適正な売り出し価格を提示してくれるでしょう。

その他にも、初めてのマンション売却で知識に不安がある状況であれば、小さな質問にも答えてくれる、何でも相談できる担当者がいるとなお安心です。

5-2.不動産の一括査定サービスを活用する

不動産の一括査定サービスを使えば、マンションの売却を積極的に進めてくれる不動産会社を探しやすくなります。

良い不動産会社を見つけるには、複数の会社に査定依頼を行って、査定額や売却プランなどを比較することが重要です。

しかし、精度の高い査定を行ってもらうためには、細かな条件を丁寧に提示する必要がありますので、1社ずつ個別に依頼するのは時間や手間の面から見てもあまり現実的ではありません。そこで、不動産の一括査定サービスを活用し、一度の手続きでまとめて査定依頼を行ってみましょう。

ここでは、不動産の一括査定サービスであるIELICO(イエリコ)の特徴をご紹介します。

イエリコは、2001年(平成13年)に国内で初めて不動産の一括査定サービスを開始した、「不動産売却HOME4U(ホームフォーユー)」のサービスの1つです。20年以上にわたってサービスを提供してきた実績があり、累計で45万件以上の査定依頼の実績があります。

独自の審査基準で厳選した2,100社の優良企業を紹介しており、査定依頼を行うときには最大6社までを選択できます。査定依頼に必要な情報の入力は最短1分で完了でき、初めて利用する方でも簡単に操作することが可能です。

また、イエリコは情報サービス事業で業界最大手のNTTデータグループが運営を行っています。長年にわたって培ってきたセキュリティ技術によって、個人情報の取り扱いなど安心して利用していただける環境を整えています。

そして、自分に合った不動産会社を見つけるために、16,000件以上の経験者の口コミが役に立つことでしょう。不動産会社の強みや特徴を把握できますので、気になる不動産会社に査定を依頼することが可能です。

マンションの売却を考えるときには、イエリコを活用して信頼できる不動産会社を見つけてみましょう。

5-3.適正な売り出し価格に設定する

購入希望者にとって一番ネックになるのが売り出し価格でしょう。

これまでお話しした通り、スムーズな売却を行うためには、適切な売り出し価格の設定が重要なカギを握ります。マンションの販売実績が豊富な不動産会社を見つければ、最適な売り出し価格についてもアドバイスをもらえるので、遠慮をせずに相談してみましょう。

なお、不動産会社によっては、査定時に「高く売ることを優先した価格」「早く売ることを優先した価格」「最低売却価格」のようなパターン分けをして、目安額を提示してくれる場合もあります。売り主の考えに応じて適した価格設定を教えてくれる会社も多くありますので、早めに要望を伝えておくことが大切です。

どうしても早めに売却したいのであれば、相場より少し落とした価格で販売することも検討しましょう。期間より金額を優先するのであれば、平均よりも時間が必要になることを覚悟しましょう。時間をかけるうちに、「どうしてもそのマンション・エリアに住みたい」と強く希望する方が現れることもあるものです。

5-4.住宅の需要が高まる時期やタイミングを狙って売り出す

スムーズな売却を目指すのであれば、タイミングを狙って売り出すことが大切です。一般的に住宅の需要がもっとも高まるのは、新生活がスタートする直前の2〜3月であり、この時期には買い手がつきやすくなります。逆に閑散期となるのは1月と8月です。

また、その他にも、「大規模修繕後を待って売り出しをスタートする」、「近隣の新築マンションの入居時期を避ける」など、売却に適したタイミングはさまざまな要件に左右されます。そのため、住み替えなどで引き渡しの期限が決まっている場合でなければ、不動産会社と相談しながら売却時期をじっくり検討するのも1つの方法です。

マンション売却に適したタイミングや押さえておくべきポイントについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

マンション売却のタイミングは?高く売るコツは売り時にある

5-5.内覧時の印象を良くする

中古マンションの売却においては、内覧希望者を募り、実際に物件内を見てもらってから売買契約を結ぶかどうかを判断してもらいます。

新築と比べて、中古は物件ごとに建物の状態にバラつきが生まれるため、実際に室内を確認しないまま成約へ至るケースは少ないといえるでしょう。

物件の印象を高めるカギは室内の掃除であり、特に与える印象を大きく左右する水回り、玄関、リビングは丁寧に掃除をしておくことが大切です。必要に応じて専門会社にハウスクリーニングを依頼したり、不動産会社の担当者にも相談したりしながら、内覧に向けた準備を整えてみましょう。

内覧の準備としてもう1つ気にしておきたいのが、スケジュール調整に関する部分です。内覧対応は不動産会社の担当者に任せることもできますが、住み替えなどで居住中の物件を売る際には、売り主自身も予定を合わせなければなりません。

内覧の予約は土日や祝日に入ることが多いため、売却活動中はできるだけ休日のスケジュールを空けておくと良いでしょう。

まとめ

マンションをスムーズに売却するには、売れない原因を把握したうえで必要な対応策を行うことが重要です。特に、平均的と言われる4ヶ月を超える期間が経過しても売却に結び付かない場合、仲介業務を任せる不動産会社を変更することも検討する必要があります。

不動産の一括査定サービスを利用すれば、マンションの売却を得意とする会社を見つけることが可能です。複数の会社を比較したうえで、自分に合った会社を見つけてみましょう。

この記事のポイントまとめ

マンションを売却するのにかかる期間は?
マンション売却にかかる期間は、平均4カ月とされています。
詳しくは「1.マンションの売却期間の平均は4ヶ月」をご覧ください。
マンションの売却期間を左右する要素は?

マンションの売却期間を左右する要素は以下の通りです。

  • マンション自体の問題
  • 契約した不動産会社
  • 売り出し価格の設定

詳しくは「2.マンションの売却期間に影響する要素」をご覧ください。

すぐに売れるマンションの特徴は?

すぐに売れるマンションには、以下のような特徴があります。

  • マンションに好条件がそろっている
  • 適正価格で売り出している

詳しくは「3.早く売れるマンションの特徴」をご覧ください。

この記事の編集者

IELICO編集部

家を利口に売るための情報サイト「IELICO(イエリコ)」編集部です。家を賢く売りたい方に向けて、不動産売却の流れ、税金・費用などの情報をわかりやすくお伝えします。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。

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マンションを希望する形で売却するには、売れるまでにどのくらいの期間がかかるのかを把握しておくことが大切です。一般的に、マンションの売却期間の目安としては平均4ヶ月となっています。この記事では、マンションの売却期間や売却活動の全体的な流れ、各手続きについて詳しく紹介します。