実は、川崎市のマンション売却相場は年々上昇を続けており、マンションを高く売るには今がチャンスです。この記事では、あなたのマンション売却に役立つ重要なポイントを以下の流れで解説しています。
- 川崎市のマンション売却は今がチャンス!
- 川崎市のマンション売却相場を知ろう!
- 川崎市のマンションを高く売るための5つのコツ
最後まで読めば、川崎市のマンション売却で損することなく、あなたにとって最良の売却プランを検討できるでしょう。
- 「何から始めたらいいか分からない方」は、まず不動産会社に相談を
- 「不動産一括査定」で複数社に査定依頼し、”最高価格”を見つけましょう
- 「NTTデータグループ運営」のHOME4Uなら、売却に強い不動産会社に出会えます
目次
1.結論|川崎市のマンション売却は今がチャンス!

あなたのマンションを高値で売却するためには、販売するタイミングを逃さないことが大切です。
そして、川崎市のマンション売却を検討しているのなら今が売り時だと言えます。
その理由を以下の3つのポイントに分けて説明します。
- 川崎市のマンション売却相場は過去最高
- 今後の価格上昇は期待できない
- 不動産ローンの変動金利がいつ上がるか分からない
それでは一つずつ見ていきましょう。
理由1.川崎市のマンション売却相場は過去最高
国土交通省が発表している不動産価格指数によると、2013年以降マンションの相場価格は上昇を続けています。
さらに、川崎市のマンション売却相場についても、2021年1月~2022年12月までの直近2年間を調査してみたところ、上昇を続けていることが見て取れます。
以下の表は、川崎市の直近2年間のマンション売却相場の推移です。

出典:レインズマーケットインフォメーション ※2023年1月時点
このように、川崎市のマンション売却相場は過去最高であることが分かります。
ただし、川崎市の中古マンション市場について言えば、価格の上昇がいつまで続くのかはハッキリとは分かりませんし、駅から離れた郊外ではすでに下落が始まっている地域もあります。
また、築浅のマンションほど売れやすい傾向にあるため、川崎市内の中古マンションの売却を検討しているのなら今が売り時だと言えます。
理由2.今後の価格上昇は期待できない
マンションの価格上昇を予想する際に、売却するエリアの人口推移も一つの要因として捉える必要があります。
というのも、人口が増減するということは、その世帯数分だけ住む家が必要となる、あるいは不要となり、マンションや戸建ての価格にも影響するからです。
2023年1月1日時点での川崎市の総人口は1,540,516人と、全国の政令指定都市のなかでも6番目に人口の多い街です。
以下の表は、川崎市の2014年12月~2023年1月までの人口の推移を示していますが、2014年~2019年までは毎年10,000人以上の人口増加を確認できます。しかし、それ以降、2021年や2022年では2,000人以下と、人口はあまり増えていません。
西暦 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
人口 | 1,462,341人 | 1,477,092人 | 1,491,012人 | 1,505,307人 | 1,517,784人 | 1,531,882人 | 1,538,018人 | 1,539,352人 | 1,541,041人 | 1,540,516人 |
増加人口 | – | 14,751人 | 13,920人 | 14,295人 | 12,477人 | 14,098人 | 6,136人 | 1,334人 | 1,689人 | -525人 |
出典:川崎市の世帯数・人口 ※2023年1月時点
このように、川崎市の総人口はすでにピークを迎えつつあることが分かります。こうした状況を踏まえると、今後も川崎市のマンション売却相場が上昇するとは考えにくく、中古マンションの価格が上昇している今が売り時だと言えるでしょう。
理由3.不動産ローンの変動金利がいつ上がるか分からない
「三菱UFJ銀行」や「三井住友銀行」など大手銀行は、2023年1月より固定型住宅ローンの金利引き上げを発表しました。
これは、日本銀行が長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度まで引き上げたことによるものですが、金利固定型ローンを新規に借りようとする人には負担が重いものとなりました。
一方で、利用者の実に7割を占める変動型金利はまだ据え置かれているのが現状です。ただし、今後の住宅ローンがどうなっていくのか分からない日本の経済状況を鑑みても、中古マンションの売り時は早いほうが良いでしょう。
なお、マンション売却のタイミングについては、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2.川崎市で売れやすいマンションの4つの特徴

川崎市のマンション売却を検討しているのなら、特に川崎市で売りやすいマンションの特徴を知っておくと良いでしょう。
川崎市で今売れやすいマンションの特徴は次の4つです。
- 人気エリアにあるマンション
- 人気のタワマンや デザイナーズマンション
- コロナ需要にマッチしたマンション
- 災害の影響を受けにくいマンション
それぞれ順に説明します。
2-1.人気エリアにあるマンション
川崎市には以下の主要駅に直結する複数路線があり、通勤・通学時間が短い駅や再開発が進んでいるエリアほど人気も高く、マンションも売れやすい傾向にあります。
では、次の4つの駅に直結する川崎市の人気エリアを見ていきましょう。
- 東京駅
- 横浜駅
- 渋谷駅
- 新宿駅
1つずつ順に紹介します。
1.東京駅に直結する人気エリア
まず、東京駅まで乗り換えなしで短時間で行ける人気エリアは、JR上野東京ライン、JR京浜東北線・根岸線が乗り入れている「川崎駅」周辺のエリアです。
さらに、JR横須賀線が利用できる「新川崎駅」や「武蔵小杉駅」と続きますが、なかでも特に人気が高いのは、今も発展を続ける「武蔵小杉駅」の周辺エリアと言えます。
2.横浜駅に直結する人気エリア
続いて、横浜駅まで乗り換えなしで通勤・通学できる人気エリアは、JR上野東京ライン、JR京浜東北線・根岸線が乗り入れている「川崎駅」やJR横須賀線の「新川崎駅」、京浜急行の「京急川崎駅」の周辺です。
さらに、「武蔵小杉駅」からなら東急東横線とJR横須賀線の2路線を利用できるため人気です。
3.渋谷駅に直結する人気エリア
川崎市のなかで渋谷駅まで乗り換えなしで短時間で行ける人気エリアは、東急東横線が乗り入れている「武蔵小杉駅」周辺エリアと、東急田園都市線の「二子新地駅」や「溝の口駅」「鷺沼駅」の周辺エリアです。
さらに、湘南新宿ラインを利用すれば「新川崎駅」からも渋谷に行けます。
街の発展から見ると、特に「武蔵小杉駅」や「新川崎駅」「溝の口駅」などが人気と言えます。
4.新宿駅に直結する人気エリア
さらに、新宿まで短時間で行ける人気エリアは小田急小田原線の「登戸駅」の周辺エリアです。次いで、「新百合ヶ丘駅」や「百合ヶ丘駅」も人気と言えます。
また、湘南新宿ラインを利用すれば「武蔵小杉駅」や「新川崎駅」からも新宿まで短時間で行けます。
こうして見てみると、川崎市の中古マンション市場で今なお発展を続ける「武蔵小杉駅」や「川崎駅」「新川崎駅」をはじめ、「溝の口駅」や「登戸駅」などの周辺エリアが特に売れやすいエリアであることが分かります。
こうしたエリアにマンションをお持ちの方はぜひ売却を検討してみてはいかがでしょう。
2-2.人気のタワマンや デザイナーズマンション
川崎市のマンション売却で、特に人気が高く売れやすいと言えるのがタワーマンションです。
というのも、タワーマンションは周辺環境が充実しているエリアに多く、「資産価値を維持しやすい」というメリットがあるからです。特に、ここ数年で一気に発展が進み売却しやすいのが「武蔵小杉駅」周辺のタワーマンションと言えます。
また、建築家やデザイナーによって建てられた「デザイナーズマンション」も資産価値を維持しやすく高く売れる傾向にあります。ただし、デザイナーズマンションの場合、その個性によってニーズが限られる場合もあるため注意も必要です。
2-3.コロナ需要にマッチしたマンション
2020年以降、いまだに続くコロナ渦にあって、多くの人の暮らしに対する意識に変化が起こっています。
というのも、新型コロナウィルスの感染症対策として、リモートワークが増えたことや外出を控えるという文化が生まれたからです。
ただ眠るためだけの住居ではなく、家族と一緒に豊かな時間を過ごせる場所であり、仕事場としても使える住まいのニーズが高まり始めています。
例えば、マンションの場合なら、ベランダが広く家庭菜園などもできる物件や、リビングが広く人が集まりやすい物件、仕事とプライベートを分けることができる+1Rある間取りの物件などが今後より売れやすくなると予想されます。
2-4.災害の影響を受けにくいマンション
マンション選びや購入に影響を与える基準として、災害の影響を受けにくいということも一つの指標となっています。
特にマンションの価値に影響を与えるポイントとして注目されるのが、地震に備えるための「耐震基準」です。
耐震基準とは、地震によって倒壊しないように設定されている建物の強度のことです。現在の「新耐震基準」は1981年に決まったものですが、最大震度7の大地震においても「倒壊しない程度」の強度を基準としています。
ちなみに川崎市が作成した「ゆれやすさマップ」によると、川崎市で特に揺れやすいエリアは、「川崎市」と「幸区」とされています。特にこのエリアのマンションであれば耐震基準も高いものであると予想されます。
なお、マンションの耐震基準がわからない場合には、管理組合などに問い合わせて、マンション売却の際のアピールポイントにするのも良いでしょう。
3.川崎市のマンション売却相場を知ろう!

川崎市のマンションを売却するなら、まずは川崎市のマンション売却相場をしっかりとおさえておきましょう。
というのも、川崎市には「川崎区」や「中原区」など7つの行政区があり、エリアによっても相場が大きく異なります。例えば、同じ間取りであっても人気エリアと不人気のエリアとでは3,000万円以上の差が出ることもあるからです。
それでは、次の3つのポイントを確認しながら、川崎市のマンションを売却する際の相場勘を養っていきましょう!
- 結論|川崎市でマンション売却相場が一番高いのは中原区
- 間取りから見た川崎市のマンション売却相場
- 面積から見た川崎市のマンション売却相場
それぞれ順に説明します。
3-1.結論|川崎市でマンション売却相場が一番高いのは中原区
川崎市のマンションの売却相場を2023年1月時点で調査してみたところ、一番高額だったのは「中原区」でした。
後ほど詳しく解説していきますが、エリアごとの間取りと面積で比較した結果、最も売却物件数の多い3LDKクラスでは6,170万円、さらに80平米クラスでは6,704万円という結果となりました。
川崎市中原区は「武蔵小杉駅」など東京・横浜・渋谷などへの交通の利便性に恵まれ、「グランツリ―武蔵小杉」をはじめとするショッピングモールやタワマンも多く建っています。その緑豊かで穏やかな街並みは川崎市のなかでもダントツの人気です。
次いで、マンションの売却相場が高額だったのは「幸区」や「宮前区」「川崎区」などでした。
なお、川崎市中原区や幸区、川崎区では再開発が現在も進んでいることから、高層マンションや商業施設なども増えており、今後の売却相場も高い水準を維持していくことが予想されます。
3-2.間取りから見た川崎市のマンション売却相場
川崎市のマンション売却相場を間取り別で比較した場合、1R〜1DKの間取りでは宮前区の1,886万円が最も高額でした。次いて川崎区の1,610万円という結果になっています。
さらに、4LDK〜5DKの間取りで比較した場合、最も高額だったのは中原区の6,647万円で、最も低額だった多摩区の3,252万円とでは2倍以上の差があることが分かります。
間取りから見た「川崎市のマンション売却相場」は以下の通りです。
エリア | 1R~1DK | 1LDK~2DK | 2LDK~3DK | 3LDK~4DK | 4LDK~5DK | 5LDK~ |
---|---|---|---|---|---|---|
川崎市川崎区 | 1,610万円 | 2,737万円 | 4,060万円 | 4,218万円 | 5,400万円 | – |
川崎市幸区 | 1,270万円 | 3,556万円 | 3,868万円 | 4,492万円 | 5,285万円 | – |
川崎市中原区 | 1,556万円 | 3,568万円 | 4,390万円 | 6,170万円 | 6,647万円 | – |
川崎市高津区 | 1,403万円 | 3,266万円 | 3,575万円 | 3,942万円 | 4,602万円 | – |
川崎市多摩区 | 1,255万円 | 1,970万円 | 2,419万円 | 3,249万円 | 3,252万円 | – |
川崎市宮前区 | 1,886万円 | 2,931万円 | 2,904万円 | 3,793万円 | 4,286万円 | – |
川崎市麻生区 | 700万円 | 2,144万円 | 2,518万円 | 3,257万円 | 3,762万円 | – |
出典:不動産売却「HOME4U」 ※2023年1月時点
このように、間取りが同じであってもエリアが異なるだけで売却価格に大きな差が生じることが分かります。
3-3.面積から見た川崎市のマンション売却相場
続いて、川崎市のマンション売却相場を面積別に比較してみましょう。まず、40平米以下で比較した場合、最も高額なのは中原区の2,265万円でした。次いで、幸区の2,174万円となっています。
さらに、面積90平米以下で最も高額だったのは中原区の7,323万円でした。次いで、幸区の5,596万円と、ここでも中原区と幸区の人気の高さがうかがえる結果となりました。
面積別に見た「川崎市のマンション売却相場」は以下の通りです。
エリア | ~40平米 | ~50平米 | ~60平米 | ~70平米 | ~80平米 | ~90平米 | ~100平米 | 100平米~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
川崎市川崎区 | 1,612万円 | 3,109万円 | 3,259万円 | 4,131万円 | 4,744万円 | 5,137万円 | 5,885万円 | 4,585万円 |
川崎市幸区 | 2,174万円 | 2,685万円 | 3,115万円 | 3,696万円 | 5,644万円 | 5,596万円 | – | – |
川崎市中原区 | 2,265万円 | 3,504万円 | 3,809万円 | 5,027万円 | 6,704万円 | 7,323万円 | – | 14,980万円 |
川崎市高津区 | 1,111万円 | 2,892万円 | 3,125万円 | 3,748万円 | 4,215万円 | 4,440万円 | 5,429万円 | 3,910万円 |
川崎市多摩区 | 1,218万円 | 1,500万円 | 2,321万円 | 3,039万円 | 3,459万円 | 3,729万円 | 2,890万円 | 3,860万円 |
川崎市宮前区 | 2,107万円 | 2,114万円 | 2,946万円 | 3,153万円 | 4,353万円 | 5,430万円 | 3,443万円 | 3,616万円 |
川崎市麻生区 | 845万円 | 2,242万円 | 2,937万円 | 2,583万円 | 3,815万円 | – | – | 4,530万円 |
出典:不動産売却「HOME4U」 ※2023年1月時点
ここまでの比較の結果、川崎市のマンション売却相場は、中原区が最も高額なほか、エリアによっても異なることが分かりました。
ただし、実際の売却価格はマンションの築年数や交通の利便性などにも左右されますので、あくまで参考程度に考えておきましょう。
もし、あなたのマンションの実際の売却価格が気になっているのなら、不動産会社へ査定を依頼してみましょう。「IELICO(イエリコ)」 なら、厳選された優良企業2,100社のうち、最大6社を厳選してあなたのマンションの価値を無料査定してくれますよ。
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4.川崎市のマンションを高く売るための5つのコツ

川崎市でのマンション売却を検討されている方は、次の5つのコツをおさえておきましょう。
以下のコツを知っておけば、マンション売却時に損をすることはまずありません。
- 売却期間に余裕をもってスケジュールを立てる
- 築年数が浅いうちに売却する
- 必ず売却相場を把握する
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- マンション売却が得意な不動産会社を見つける
それぞれ詳しく説明します。
4-1.売却期間に余裕をもってスケジュールを立てる
一般的にマンション売却の目安となる期間は3か月~6か月程度と言われていますが、いざ、マンションを売却するとなると、想像以上に時間や労力を要するものです。また、想定外のことが起こり得る可能性もあります。
そのため、売却期間にはしっかりと余裕を持たせてスケジュール調整することが大切です。
以下の表は、マンション売却の目安となる期間です。
マンション売却における各ステップ | 目安となる期間 | |
---|---|---|
step1 | 相場価格を把握する | 1~2か月 |
step2 | 不動産査定を依頼 | |
step3 | 媒介契約を結ぶ | |
step4 | 販売活動をスタート | 1~3か月 |
step5 | 決済と引き渡しを行う | 1か月 |
特に、なかなか買い手がつかないといった場合には、売却期間に余裕を持たせていないと焦ってしまうことになりかねません。結果として相場よりも安く売却しなければならず、損をすることになりますので注意が必要です。
4-2.築年数が浅いうちに売却する
川崎市でのマンション売却は築年数の浅いうちが特におすすめです。
というのも、 一般的に不動産は、築年数が経過するごとに建物の価値が減少するため、売却価格も下がっていくからです。
2022年8月の「レインズデータライブラリー」の月例マーケットウォッチによると、神奈川県の中古マンションの在庫状況は平均築年数が28.23年となっています。
つまり、川崎市でマンションを売却するなら、築30年までを目途に売却することが高く売る秘訣と言えます。
さらに、中古マンションの住宅ローン借入期間は、基本的に「耐用年数47年-築年数」で設定されるため、築年数が浅い物件のほうがマンションの買い手にとっても買いやすいという点を覚えておきましょう。
4-3.必ず売却相場を把握する
マンションを売却すると決めたなら、まずは「いくらくらいで売れるのか?」売却相場を把握することが大切です。
というのも、はじめから不動産会社に査定を依頼しても相場価格を把握していなければ、取り寄せた査定額が「妥当かどうか見極めることはできない」からです。
マンションの売り出し価格の設定にも影響することですので、査定を依頼する前に必ず売却相場を把握しておきましょう。
マンションの売却相場は次の2つの方法を使って自分で調べる事ができます。
それぞれの特徴を簡単に説明します。

「レインズ・マーケット・インフォメーション」は、不動産流通機構が運営している不動産売買に関する情報提供サイトです。
これまでに取引されたマンションの売却価格が公開されているほか、物件の成約時期や築年数、間取りなども調べられるので、類似物件があれば大体の売却相場を把握することができます。

続いて、「土地総合情報システム」は、国土交通省が公開している不動産取引価格の情報検索サイトです。不動産売買を実際に行った人を対象にアンケートを実施し、その結果をデータベース化してさまざまな情報を公開しています。
なお、売却相場の調べ方は以下の記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
4-4.複数の不動産会社に査定を依頼する
マンションの査定を行う際には、複数の不動産会社へ依頼することがとても大切です。というのも、査定を行う不動産会社はそれぞれ独自の不動産査定基準を設けているため、査定結果も異なってくるからです。
特に、査定額が大きく異なってくるケースもあるため、自分で調べた相場も参考にしながら、価格の妥当性を見極める必要があります。
そのほかにも、不動産会社によって得意なエリアや物件の種別、売却実績なども異なるため、一社だけの査定依頼では、本当に相性の良い不動産会社を見つけることは難しいと言えるでしょう。
以上のことを踏まえて、数多くある不動産会社の中から自分に合った会社を見つけるためには、一括査定サイト「IELICO(イエリコ)」を活用することをおすすめします。
4-5.マンション売却が得意な不動産会社を見つける
実は、不動産の売買を行う企業の中にも、得意な物件、不得意な物件があるものです。例えば、土地の売買は得意だけれど、マンションの販売実績は少なく、得意ではなかったというケースも考えられます。
マンションの売却を得意とする不動産会社を見つけるためには、必ず直近の販売実績を見せてもらうようにしましょう。ご自身と同じマンションをはじめ、類似するマンションの販売実績が豊富な不動産会社なら安心と言えます。
そのほかにも、「売却仲介経験の長い担当者が在籍しているか?」「マンション売却への疑問や不安に親身に答えてくれる担当者がいるか?」なども検討材料にしてみると良いでしょう。
さらに、マンション売却のコツについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
5.川崎市のマンション売却の流れ7STEP

最後に、あなたのマンションをできる限り高く売却するためには、マンションを売却する際に「必ずやらなければならないこと」を把握しておくことも大切です。
下図のように、マンション売却の流れは全部で7つのステップに分かれています。一つひとつ落ち着いてゆっくりと進めていきましょう!

なお、マンション売却の流れについては、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント
川崎市のマンションは今が売り時と言えます。その理由は以下の通りです。
- 川崎市のマンション売却相場は過去最高
- 今後の価格上昇は期待できない
- 不動産ローンの変動金利がいつ上がるか分からない
詳しくは「1.結論|川崎市のマンション売却は今がチャンス!」をご確認ください。
川崎市で売れやすいマンションの特徴は次の4つです。
- 人気エリアにあるマンション
- 人気のタワマンや デザイナーズマンション
- コロナ需要にマッチしたマンション
- 災害の影響を受けにくいマンション
詳しくは「2.川崎市で売れやすいマンションの4つの特徴」をご確認ください。
川崎市には「川崎区」や「中原区」など7つの行政区があり、エリアごとにマンションの売却相場は異なっています。
特に人気が高く、売却相場が高額なのは「中原区」です。続いて、「幸区」「宮前区」、「川崎区」などが高額です。
詳しくは「3.川崎市のマンション売却相場を知ろう!」をご確認ください。
川崎市でマンションを高く売るためのコツは次の5つです。
- 売却期間に余裕をもってスケジュールを立てる
- 築年数が浅いうちに売却する
- 必ず売却相場を把握する
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- マンション売却が得意な不動産会社を見つける
詳しくは「4.川崎市のマンションを高く売るための5つのコツ」をご確認ください。
川崎市のマンションを売却する流れは次の通りです。
- step1.自分で相場を把握する
- step2.不動産会社に査定を依頼する
- step3.媒介契約を結ぶ
- step4.販売活動を始める
- step5.売買契約を結ぶ
- step6.決済と引き渡しを行う
- step7.確定申告を行う
詳しくは「5.川崎市のマンション売却の流れ7STEP」をご確認ください。
この記事の編集者

IELICO編集部
家を利口に売るための情報サイト「IELICO(イエリコ)」編集部です。家を賢く売りたい方に向けて、不動産売却の流れ、税金・費用などの情報をわかりやすくお伝えします。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。
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