マンションを少しでも高く売るためには、最新の相場動向を踏まえたうえで、売却するタイミングを見極める必要があります。
不動産会社に査定をしてもらう前に、自分でも相場を調べておくと適正な価格であるかの判断がつきやすいでしょう。
webを通じて相場を調べる方法はいくつかありますので、それぞれの方法のポイントを押さえて自分のマンションの相場を調べてみましょう。
この記事では、マンション売却時の相場の調べ方や高く売却するためのコツを解説します。
- 「何から始めたらいいか分からない方」は、まず不動産会社に相談を
- 「不動産一括査定」で複数社に査定依頼し、”最高価格”を見つけましょう
- 「NTTデータグループ運営」のHOME4Uなら、売却に強い不動産会社に出会えます
目次
1.【2023年】主要8都市のマンション売却相場
マンションをできるだけ高く売却したいと考えるならば、エリアごとに最新の売却相場をチェックしておくことが肝心です。
大まかな相場を把握しておくことで、売却に適したタイミングを見極められたり、価格交渉をしやすくなったりするでしょう。
以下の表は、全国の主要エリアにおける中古マンションの1年間の平均売却価格をまとめたものです。
エリア | 平均売却価格 |
---|---|
東京都 | 5,483万円 |
神奈川県 | 3,568万円 |
埼玉県 | 2,795万円 |
千葉県 | 2,676万円 |
北海道 | 2,081万円 |
愛知県 | 2,319万円 |
大阪府 | 2,913万円 |
福岡県 | 2,163万円 |
参考:公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度
一口にマンションの売却といっても、上記のようにエリアによって売却価格は異なります。
また、同じ都道府県内でも住んでいる市区町村で相場は違ってきますので、細かくデータを見ていく必要もあります。
そこでここからは、主要都市のマンションの売却相場の動向を詳しく見ていきましょう。
1-1. 東京都のマンション売却相場
東京都のマンション売却相場は、1年間で以下のように価格が変化していました。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
2022年6月の時点で5,271万円だった売却相場が、1年後の2023年6月には5,713万円まで上がっています。
2022年10月に5,500円台を記録したあと、一時的に下落しましたが、長期的には上昇傾向にあります。
以上のデータから算出した東京都のマンションの平均価格は5,483万円です。
1-2. 神奈川県のマンション売却相場
神奈川県のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
2022年9月の3,706万円が最高値となり、その後は3,400万円~3,700円台で値動きが続いています。
以上のデータから算出した神奈川県のマンションの平均価格は3,568万円です。
1-3. 埼玉県のマンション売却価格の相場
埼玉県のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
2023年3月の2,990万円が最高値となり、その後は2,700万円以上の売却相場を維持しています。
以上のデータから算出した埼玉県のマンションの平均価格は2,795万円です。
1-4. 千葉県のマンション売却価格の相場
千葉県のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
2022年6月の2,499万円を底値として、千葉県のマンション売却相場は上昇傾向にあります。2023年2月には2,800万円台に達しました。
以上のデータから算出した千葉県のマンションの平均価格は2,676万円です。
1-5. 北海道のマンション売却価格の相場
北海道のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
北海道のマンション売却相場は、1,800万円台~2,200万円台で推移しています。
2023年1月の1,896万円が底値となりましたが、翌月には最高値となる2,206万円を記録。その後は堅調に2,000万円台以上を維持しています。
以上のデータから算出した北海道のマンションの平均価格は2,081万円です。
1-6. 愛知県のマンション売却価格の相場
愛知県のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
愛知県のマンション売却相場は大幅な値動きがなく、2,200万円台~2,400万円台で推移しています。
以上のデータから算出した愛知県のマンションの平均価格は2,319万円です。
1-7. 大阪府のマンション売却価格の相場
大阪府のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
2023年1月の3,069万円が最高値となり、その後は2,800万円以上の売却相場を維持しています。
以上のデータから算出した大阪府のマンションの平均価格は2,913万円です。
1-8. 福岡県のマンション売却価格の相場
福岡県のマンション売却相場は、1年間で以下のように変化しています。
公益社団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ 2023年6月度をもとに作成
2022年7月に1,914年まで下落したものの、以降は大幅な値動きはなく、2,000万円台~2,200万円台で堅調に推移しています。
以上のデータから算出した福岡県のマンションの平均価格は2,163万円です。
2. 2023年はマンションの売り時?
マンションを相場に見合った価格で売るためには、今が売り時なのかどうかを確認しておきましょう。
結論からお伝えすると、2023年現在、中古マンションはまさに売り時と言えます。
その理由は以下の2つです。
- マンション価格が上昇し続けている
- 新築マンションの価格高騰で中古マンション需要も増えている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1. マンション価格が上昇し続けている
2023年現在、マンション価格は上昇傾向にあります。
たとえば首都圏の中古マンションの平均成約価格は、10年間で次のように推移していました。
公益財団法人 東日本不動産流通機構 年報マーケットウォッチ2022年・年度をもとに作成
10年間、一貫して価格が右肩上がりであることがわかります。
ただ、このまま上がりすぎると価格が高すぎて買い手から敬遠されるおそれもあります。
そのため、程よく価格が上がっている今が売り時と言えるでしょう。
2-2. 新築マンションの価格高騰で中古マンション需要も増えている
新築マンションの価格高騰に伴い、中古マンションの需要が増えていることも今が売り時である理由のひとつです。
新築マンションの購入価格が上がった分、それより低い予算で購入できる中古マンションに注目が集まっているのです。
新築マンションの価格が高騰している原因は複数あります。
- 新築マンションの供給戸数の減少
- 地価の上昇
- 低金利の住宅ローン
- 新型コロナの影響による木材の供給不足
- 世界的インフレによる建材価格の高騰
- 海外投資家からの購入数の増加
このように複数の原因が絡み合って新築マンションの価格が高騰している今、中古マンションも需要が増え、売り時となっています。
3. 築年数で見るマンションの売却相場
マンションの売却相場を調べるときは、築年数についても考えておく必要があります。築年数とは、建物が完成してから経過した年数のことです。
建物が新しいか古いかといった点は、不動産取引において重要な要素であり、不動産広告では物件の築年数について明記することが義務付けられています。
物件価格と築年数がどのように関係しているのかを把握するために、REINSが公表している「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」(2020年)のデータをもとに見ていきましょう。
築年数 | 価格の割合 |
---|---|
築0年~5年 | 100% |
築6年~10年 | 86% |
築11年~15年 | 76% |
築16年~20年 | 71% |
築21年~25年 | 54% |
築26年~30年 | 32% |
築31年以上 | 32% |
参考: 「築年数から見た首都圏の不動産流通市場」(2020年)ローデータ2 図表6 中古マンション成約状況
上記の表は、首都圏の中古マンション成約状況の価格推移を築年数別に割合として示したものです。築0年~5年を100%としたとき、築年数の経過によってどれくらい価格が下落しているかを表しています。
この結果から分かることは、築25年を迎えるまでは価格の下落幅が激しい点です。築21年~25年では54%とほぼ半値まで値が下がっています。一方で、築26年を超えてくると価格の下落は下げ止まりを見せて、横ばいの状態になっていることも分かります。
従って、築25年目まででマンションの売却を考えている場合は、できるだけ早めに売却したほうが有利だといえるでしょう。築26年を超えている場合は、それほど売却を急がなくても価格に与える影響は小さくなりますので、ゆっくりと売却活動を進められるでしょう。
築年数が経ったマンションでも高く売るコツを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
4. マンション売却で価格を調べる方法
マンションの売却相場を具体的に自分で調べるには、webを通じて情報収集を行ってみると効率的です。
マンションの相場を知るための方法としては主に4つあり、それぞれ次のような特徴があります。
サービス名 | 概要 |
---|---|
不動産ポータルサイト | 不動産会社が所有・仲介する物件情報を掲載しているサイトであり、物件価格の大まかな相場を知るのに役立つ。 |
土地総合情報システム | 国土交通省が運営しているサイトであり、実際に行われた取引のアンケート調査をもとにした情報が閲覧できるので、リアルな相場感を知ることができる。 |
レインズ・マーケット・インフォメーション | 直近1年間の一戸建てやマンションの取引情報を調べられる。 |
一括査定サービス | 無料で利用でき、不動産の査定依頼を複数の会社に対して同時に行えるのが特徴。 |
上記のうち、「不動産ポータルサイト」は売却希望価格しか分かりませんが、「土地総合情報サイト」と「レインズ・マーケット・インフォメーション」では類似する物件について実際の取引価格が分かります。
「一括査定サービス」では、所有する物件を査定してもらい、売却価格の目安を把握することが可能です。それぞれの方法について、更に詳しく紹介します。
4-1.不動産ポータルサイト
不動産ポータルサイトは、不動産会社が所有または仲介している物件情報をwebから検索できるサービスです。エリアや路線別に物件を調べたり、こだわりたい条件(エアコン付・ペット可等)から物件を絞り込んだりできるサイトもあります。
不動産ポータルサイトは多くの会社が運営しており、広告展開も積極的であるため、利用者数が多いのが特徴です。
利用者数が多い不動産ポータルサイトであれば、掲載されている物件数も多い傾向があります。掲載物件の表示価格は売り主の売却希望価格であり、実際の取引価格とは異なりますが、1つの目安として参考になるはずです。
所有する物件と同じような条件で検索をしたり、近隣のエリアの物件情報をチェックしたりすることで大まかな相場を把握することができるでしょう。まずは、手軽に相場を調べてみたいという方におすすめの方法です。
4-2.土地総合情報システム
土地総合情報システムは、国土交通省が運営している不動産取引の情報サイトです。不動産の取引価格だけでなく、地価公示(単位面積あたりの価格を国が判定したもの)や都道府県の地価調査価格を調べることができます。
不動産市場の信頼性や透明性を高めるために設けられているサイトであり、誰でも利用することが可能です。特徴としては、実際に行われた取引のアンケート調査を行っていますので、リアルな情報を得られる点が挙げられます。
土地総合情報サイトで確認できるのは、所在地・最寄り駅・取引総額・坪単価・面積などの情報です。ただし、個人情報保護の観点から詳細な住所を把握することはできませんので、あくまで近隣エリアの取引価格を把握する手段として活用してみましょう。
4-3.レインズ・マーケット・インフォメーション
レインズ(REINS)は、宅地建物取引業法(以下、宅建業法)に基づいて国土交通大臣が指定した不動産流通機構です。レインズが一般の消費者向けに運営しているサイトがレインズ・マーケット・インフォメーションであり、不動産の成約価格などの取引情報が公開されています。
直近1年間の取引情報を調べることが可能であり、築年数を横軸、平米単価を縦軸で示した散布図で表示されますので、一目で物件の相場が分かります。ただし、土地総合情報システムと同様に、個人情報の観点から取引が行われた物件について詳細な住所までは分かりません。
レインズ・マーケット・インフォメーションは、戸建てやマンションの取引情報が多くありますので、マンションの売却を考える際に役立つでしょう。土地総合情報システムのほうは、土地取引の際に活用できる部分が多くありますので、うまく使い分けてみることが大切です。
4-4.一括査定サービス
不動産の一括査定サービスは、運営サイトと提携している不動産会社と利用者をマッチングさせる仕組みです。これまで紹介した他の方法と違うのは、自分が所有する物件を査定してもらい売却価格の目安を知ることができる点です。
物件情報などを一度入力すれば、同時に数社に対して査定依頼を行えるため、手間をかけずに相場の情報を収集できます。簡易的な査定であれば、依頼をしてから1~3日程度で査定結果が送られてきますので、査定額や売り出し価格の目安、類似する物件の取引情報などを把握することが可能です。
不動産会社への査定は、原則として無料で依頼することが可能です。複数の会社から提示される査定額を比較することで、物件の売却価格の相場を把握できます。
一括査定サービスを利用するときは、提携する不動産会社数や質、同時に査定依頼を行える会社の数などから選んでみると良いでしょう。ここでは、不動産の一括査定サービスであるIELICO(イエリコ)の基本的な特徴を紹介します。
IELICO(イエリコ)は、2001年に国内で初めて不動産の一括査定サービスを開始した、「不動産売却HOME4U(ホームフォーユー)」のサービスの1つです。20年以上にわたってサービスを提供していきた実績があり、累計で45万件以上の査定依頼の実績があります。
独自の審査基準で厳選した2,100社の優良企業を紹介しており、査定依頼を行うときには最大6社までを選択できます。査定依頼に必要な情報の入力は最短1分で完了でき、初めて利用する方でも簡単に操作することが可能です。
また、IELICOは情報サービス事業で業界最大手のNTTデータグループが運営を行っているサービスです。長年にわたって培ってきたセキュリティ技術によって、個人情報の取り扱いなど安心して利用していただける環境を整えています。
そして、自分に合った不動産会社を見つけるために、16,000件以上の経験者の口コミが役立ちます。不動産会社の強みや特徴を把握できますので、気になる不動産会社に査定を依頼することが可能です。
マンションの売却を考えるときには、イエリコを活用して信頼できる不動産会社を見つけてみましょう。
なお、事前にマンション売却の流れを詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
5.少しでも高くマンションを売却するための5つのコツ
少しでも良い条件でマンションを売却するには、以下に紹介する5つのコツを押さえておきましょう。それぞれのコツについて解説します。
マンションを高く売却する5つのコツ
- 売り出しのタイミングを見極める
- 売り出し価格をしっかり決める
- 内覧時の印象を良くする
- ホームインスペクションを行う
- 良い不動産会社を選ぶ
5-1.売り出しのタイミングを見極める
マンションを売却するコツとして押さえておきたい点は、売り出しのタイミングをよく見極めるという点です。
例えば、築年数で考える場合、築25年以内であればできるだけ早めに売却を進めたほうが、少しでも高く売れる可能性があります。一方、築25年を超える場合には物件価格に大きな変化はないため、急いで売ろうとしますと、かえって損をする恐れがあります。
また、売却時期を2~3月になるように調整することも有効な手段です。新生活を迎える4月に向けて需要が高い時期ですので、可能であれば売却の準備を2~3月までに済ませておくと良いでしょう。
不動産会社の担当者のアドバイスも交えながら、売るべきタイミングを見定めてみましょう。
5-2.売り出し価格をしっかり決める
売り出し価格が不明確なままですと、いつまで経っても物件が売れないことがあります。周辺の相場と比べて売り出し価格が適正であるかを判断するためにも、不動産会社に任せきりにするのではなく、自分でも相場を調べてみると良いでしょう。
リフォームを行ったり、設備を取り換えたりした場合は価格にプラスされる部分もありますので、しっかりと盛り込むことも大切です。
相場やマンションの状態をベースに、値引き交渉があることも考慮した、余裕のある売り出し価格を設定しましょう。
5-3.内覧時の印象を良くする
内覧者を迎えるときは、できるだけ良い印象を持ってもらうために、物件の掃除を丁寧に行っておきましょう。内覧を不動産会社の担当者に任せることもできますが、売り主自身が物件を案内することで、内覧者が購入を決めてくれる可能性が高まります。
内覧のスケジュールに柔軟に対応したり、尋ねられた質問についてはきちんと答えたりすることで印象を高めることが重要です。一方で、物件に不具合があれば早い段階で包み隠さずに伝えておくほうが、トラブルを防ぐことにつながります。
内覧の印象をよくするために、ハウスクリーニングをするという方法もあります。ハウスクリーニングが必要なケース・不要なケース、費用については以下の記事を参考にしてください。
5-4.ホームインスペクションを行う
マンションの売却を考えるときは、ホームインスペクション(住宅診断)を行っておくと良いでしょう。建築士などの専門家が物件に不具合がないかをチェックしてくれますので、売り主・買い主の双方にメリットがあります。
費用も5万円程度ですので、事前に行っておけばトラブル防止にもつながるはずです。特に長く住んでいる物件の場合であれば、売り主自身も気づいていない不具合が見つかることもありますので、慎重に判断してみましょう。
5-5.良い不動産会社を選ぶ
マンションの売却を円滑に進めるには、マンションの売却に関して熟達した良い不動産会社を選ぶことがとても重要です。どれほど魅力的な物件であっても、不動産会社が熱心に売却活動を進めてくれなければ、思うように買い主が見つからないこともあります。
信頼できる不動産会社を見つけるには、複数の会社を比較することが大切です。不動産の一括査定サービスを活用して、自分に合った会社を見つけてみてください。
なお、少しでも高くマンションを売却するためには「リフォームをしたほうがよいのでは?」と考える方もいることでしょう。しかし、マンション売却前のリフォームには注意が必要です。詳しくは以下の記事で解説しています。
まとめ
マンションを納得できる形で売却するには、自分でも相場をチェックすることが大切です。webを使えば、一括査定サービスや不動産ポータルサイトなどで、相場の目安を把握できます。
売却しようとするマンションについて大まかな価格を知っておくことで、不動産会社とのやりとりもスムーズに行えるはずです。マンションを売却するときの流れやコツを踏まえて、少しでも高く売ってみましょう。
この記事のポイント まとめ
全国の主要エリアにおける中古マンションの1年間の平均価格を算出すると、次の通りです。
- 東京都:5,483万円
- 神奈川県:3,568万円
- 埼玉県:2,795万円
- 千葉県:2,676万円
- 北海道:2,081万円
- 愛知県:2,319万円
- 大阪府:2,913万円
- 福岡県:2,163万円
詳しくは「1.【2023年】主要8都市のマンション売却相場」をご覧ください。
2023年はマンションの売り時だと言えます。
その理由は次の2つです。
- マンション価格が上昇し続けている
- 新築マンションの価格高騰で中古マンション需要も増えている
詳しくは「2. 2023年はマンションの売り時?」をご覧ください。
マンション売却相場は築年数によって以下のように変化します。
- 築0年~5年:100%
- 築6年~10年:86%
- 築11年~15年:76%
- 築16年~20年:71%
- 築21年~25年:54%
- 築26年~30年:32%
- 築31年以上:32%
詳しくは「3.築年数で見るマンションの売却相場」をご覧ください。
マンションの売却相場を調べる方法は、下記の4つです。
- 不動産ポータルサイト
- 土地総合情報システム
- レインズ・マーケット・インフォメーション
- 一括査定サービス
詳しくは「4.マンション売却で価格を調べる方法」をご覧ください。
マンション売却を高く売るコツは以下の通りです。
- 売り出しのタイミングを見極める
- 売り出し価格をしっかり決める
- 内覧時の印象を良くする
- ホームインスペクションを行う
- 良い不動産会社を選ぶ
詳しくは「5.少しでも高くマンションを売却するための5つのコツ
」をご覧ください。
この記事の編集者
IELICO編集部
家を利口に売るための情報サイト「IELICO(イエリコ)」編集部です。家を賢く売りたい方に向けて、不動産売却の流れ、税金・費用などの情報をわかりやすくお伝えします。掲載記事は不動産鑑定士・宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修を行っています。
カンタン1分入力
最大6社にまとめて 売却査定依頼
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